公務員試験・上級対策編

えらそうなことは何一ついえないけど、公務員試験を受ける人のために「こうしたほうが
良かった」と言うことを書いてみる。


【国家2種・専門編】
経済斬りでいける。あたしは昨年政治学行政学社会学経営学・英語2つ・国際関係の
「何が軸になってるんだかわからない変わった」選択をしました。
ちなみに今年は憲法民法行政法政治学行政学・英語2個。(民法はある意味捨て科目)
政治・行政学は年々難しくなっているので、国家1種レベルのをやってしまうと後がラクかと。
今年国際関係がすごくラク(6/7の確立で取れてた)だったので英語に固執しなければ
良かったと思いました。国際関係取れてたら6割取れてた。がっくり。
ただここで経済をまるっこ斬ってしまうと後が大変だと思います。(じぶんがそうだった)
専門は(専門に限らず)過去問やったほうがいいよねぇ、うん。オススメテキストは
「スーパー過去問(経済・民法)」。あたしはこのスーパー過去問の体裁が嫌いで
やらなかったら撃沈しましたw 
社会学経営学は初学ではやらないほうがいいかも。大学とかで専攻してる以外は。
ウォーク問の過去問・テキストやスーパー過去問の経営学を持ってしても太刀打ちできない。
「こんなのテキストに載ってねぇよ!!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!」って問題が多かった。
(公務員試験をなめてたって話もありますが)ただ、社会学は一冊過去門があっても
ほかの科目に使える、いい意味で"つぶしの利く"科目。M・ウェーバー政治学行政学にも出てくるしね。あと政治学で言うと投票行動の「ミシガン派」「コロンビア派」も社会学政治学
両方で出てくる。今年の国家2種の政治学では「エスノセントリズム」(強烈な排他主義
が出てた。予備校の政治学テキストには載っておらず、社会学のテキストに載ってたもんな。



【北海道職員上・中級】
今年は中級が45倍?だかの類を見ない高倍率。北海道は財政再建団体*1になりそうなのにみんななりたいのね、道職員。まぁあたしもですが。
上級に関しては北海道警察の二次試験・札幌市役所と日程がかぶったので欠席者多数だった。


上級試験は「簡単そうに見えて奥が深い」問題だらけだった。WTO発足後の世界情勢や
法律科目もさらっと上っ面しか書いてないわねーくらいの。
経済やってなかったのが非常に痛かった、それが敗因。
北海道は経済回避型では落ちてしまう。何せ50問(?忘れた)のうちの12問位は
経済なんだもん。中級も然り。5問くらいしかあってない、多分。ほかのでは取れてた自信は
あるのだけど経済がそこそこ取れてほかのもとって、って奴にはかないませんでした。うぅ。
中級は問題自体はラク。経済もホント「効用関数」とかいくら何でもあたしでもできる!
と思った問題が多かった。1兆円減税したときの政府支出がいくらか、とか。
受験者数が多かったため、1点の差で落ちたんだと思うんだけどにゃー。



防衛庁・英語区分】
専門の英語はすげぇ難しい。語彙がかなり必要。何でかって選択じゃないから。
長文は数が少ないんだけど、少ないなりに濃い。
記憶が薄れてるけど問題文があって、その問題文は問題提起型で、それに対する自分の意見を
英語で述べよってあった。うひゃー。時間は足りなくなる。問題文読み込むのに時間が
かかるから。穴埋め問題もあったけど、コレはホントに語彙が必要。あとは文法か。
文法も「細かいところにまで目が行かない」とつらいかも。



【警視庁1類】
超トリッキー。受けたのが今年5月で、今年4月に改正になった日米貿易地位協定で当てはまるのはどれか、って言うのがあった。うげ。あと刑法36条(正当防衛)もあったし。
それ以外は全体的に「受けた試験の中で一番簡単」だった印象がある。因みにトリッキーな
時事は1類だけでなく3類にも出てた。あと警視庁の特筆すべきは漢字。漢字検定2級
(一応持ってます)を持ってても読めない漢字が2つあった。あと論文も書きづらい印象がある。「治安の悪化に伴って都民が警察官に求めるものは何か」って感じのテーマ。
「都民じゃないのでわかりません!」と書きたかったけどさ。



【東京都特別区
専門の記述式の比重が大きいという話。しくったよ。問題自体は基礎的なことを聞いてたのに。
政治学を記述式で選択したのだけど「投票行動」でミシガン・コロンビアを逆に書いた。
ひょえぇえ。専門で6割弱とってたけど、それがあったので落とされたのだろう。



受けた上級は以上。
初級編はまたそのうち。

*1:北海道という企業が 不渡り出しそうな状態