有終の美。

仮免受かりました!
あたーっす!!


もうね、ついてたとしかいいようがない。
学科はまぁ、指定校の60人近くの卒検の皆様に混じって一人個人自学の生徒が
仮免受けたのですが、昨日相方に手伝ってもらってやった問題がドンピシャ。
相方に感謝しましたよ、学科中に心の中で。


11時30分に学科合格発表で、もちろん学科はパス。
12時から13時までコース練習に入りまして、A・b・c3パターンすべて
一応こなすけど不安要素ありあり。途中で「まぁ悪いとこは後から指摘してくれるんだし、
それを直して年明けにもう一回受けましょう。仲良しのおばちゃんも5回
*1落ちてるし」と開き直りまして。
(実は私よりおばちゃんの方が格段にうまい。きちんと左幅も
あけられるし、なーんで落ちてしまうんだ?!と思うくらい。)


13時で上がってダッシュで集合場所の講習室に行く・・・直前、予備校時代の友達が
「暇つぶしに見に来た」と顔を見せた。「まぁ頑張ってよー、指定校のヤツじゃコレは
走れないからさー」とありがたく励ましのお言葉をいただいて更に講習室へダッシュ


ややしばらく講習室で待っていても来ないので、「部屋間違ったかなー」と不安にも
なりつつ試験官を待つ。来た。全然いい人そうなおっちゃんじゃないですか。
話しっぷりも「公務員」*2っぽい尊大な態度でなくて、
ちょっと緊張がほぐれた。必殺「営業スマイルに見えない営業スマイル」をフル活用。
(こーいうとこが結構大きかったかもしれないな、と後で思った。)
実はこの試験官の当たりもラッキーの1つ。石川には3人試験官がおり、おばちゃんは
いつも一番厳しい試験官に当たっているそうな。私の受けた試験官は一番ラク、というか
緊張しない試験官だそうです、でも点数は厳しいみたいだけど。


そして仮免のコースは・・・・・最も時間を割いてやって、しかも得意なAコース。
得意なコース来たよ、またラッキーな・・・。


13時10分に試験車両乗車。乗車前に自学の姉さん先生(私の担当)と5分ほどコースについて
話す。「絶対左つきすぎるから、それだけ気をつけて。」と姉さん先生。心なしか
姉さん先生も緊張している様子。だーいじょうぶ、落ちたらまた世話になりますから!と
心の中で思いながら乗車。


受験番号・氏名は言えた。教習原簿も渡した。
んでー・・・・、ミラーで後方確認・ウィンカー上げて、ルーム・左フェンダー・左サイド・ルーム・右フェンダー・右サイド、で確認OK。まずは障害物。よしよし、確認も出来たし、
サイドも開いてる。一つ目・二つ目のコーナー・直線50キロ・ポンピングも難なくクリア。
直線で左ががっちりくっついてることに気づき、少々修正。 3つ目のカーブ手前で
進路変更し、コースの内側に侵入。歩行者確認も出来た。次は問題の坂道・踏み切りだ〜〜〜。


試験の前に姉さん先生と練習中に坂道発進で言われたことを思い出す。
「ブレーキを離しながらサイド確認、左離れそうになったらハンドルはたくさん切らなくて
いい、ちょっとで戻るから!」
そうだ、ちょっとだよね、ちょっともどせば・・・・・おお、いい開き方。
サイド引いて、アクセル踏んでサイド戻して・・・っと。坂道のてっぺんから少しアクセル
踏んで、ほいで近くなったらブレーキは踏むけどとめてしまわないこと。姉さん先生の
声がするよぉ。言われてたことを忠実にやってみる。ちょっと失敗かな?でも次は踏切。
失敗してもいいや、まだ中止になってないし。*3
踏切はっと・・・窓開けて、音を聞いて、左右確認、ほんで速やかに踏み切りを出る。
珍しく速やかに踏み切りを脱出できた。やったぁ。


お次はクランク・S字。
クランクはそんなに嫌いじゃない。Sの方が嫌い。クランクはポイントつかんで
低速で行けばだいたい乗り越えられる。今日はというと・・・・ぜーんぜんOK!
問題のS字に入る。教習車のミラーはサイドなんだけど、検定車はフェンダーなので
すごく見やすくてS字でも自分でも驚くくらい確認できる。よし真ん中だ、そら切ってしまえー!!
うん、自分では満足行くS字の走り。試験官はどうみるんだ?コレを。


して残りは初期の頃死ぬほどやった外周。外周は得意なんですよ、かなりやりこんだから。
残りは問題なくスルー。


そしてスタート地点に戻り、試験官のお話を聞く。
「いやー、なかなか素直な走りをする子だねぇ。あ、右折するとき幅開いてたから、それに
注意してねー」
あ、え?あー、あたし落ちたの?うかったの?。褒められてるのかけなされてるのかわからず、結果についてもなんとなく釈然としないまま、車を降りて姉さん先生の所へ行き
「せんせー、おちたのうかったの?」と聞く。
「えー、レーナ受かったんだよぉ、収入証紙買いに行くよっ!」と言われて初めて自分が
受かったことに気づく。あーーーーーーーーーーー・・・・・・・。受かったんだぁ。
散々先生の言うことを素直に聞けずに先生をてこずらせてたあたしが、まさか「素直な走り」と
言われてしまうとは。おっちゃん先生はそのことに受けていた。銀蝿先生も
多分笑うだろうなぁ。


試験終わって一時間ほどで仮免許証なるものをいただく。
コレで路上走れるんだなぁ。年明けからは路上なんだなぁ。
ちょっと切なくて、でも一生懸命やって走った石川が恋しい。
いい運転、するようにするからね。

*1:この時点でおばちゃん6回目の仮免決定

*2:石川の試験官は北海道警察の職員

*3:あんまりひどい運転の人は試験中止になる