半日がかりで試験

昨日は某大手英会話学校の試験でした。
昨日書いた一連の流れは一日で執り行われまして、非常に疲れました。
そのときの感想を全部書いていく。

<試験会場についてから>
会場となる教室に案内された。席は7つ。まぁ7人が書類選考を通過しているという
ことだったのです。一番早くに着いたため好きな席選び放題。
2列席があって後ろの列の一番右端に着席。机の上におかれていた
会社案内のパンフレットをなんとなく眺める。でも緊張している。
手汗・腋汗がすごいことになっていた。手も震えてたし。
で、続々と残りの6名が到着する。見た感じ30〜20代前半の人たち。
試験が始まるまで彼女たちと一切交流はなかった。


<一次試験開始>
まずこの日の採用試験官の自己紹介とこの日の流れについて説明。
一次試験→会社説明→一次試験合格発表→二次の作文→集団面接
→個別面接、の流れを一日でこなしてしまうとのこと。このときはまさか
8時間近く拘束されるとはおもわなんだ。
そして試験官から自己紹介(名前・志望動機)を求められる。
緊張してたせいかどもりながら自分のことを伝える。
全員の自己紹介が終わったあと筆記試験の問題・解答用紙が配布。
透けて見える分には思ったより難しい課題ではなさそうだ。
開始の合図で筆記試験がスタート。漢字1ページ・数学1ページ・英語が
2ページ。内容は簡単なのだが、緊張しまくって漢字の書き取りで
字が震えてた。そんなに私緊張しぃだったっけ?


<一次試験終了〜会社説明会突入>
何とか一次試験はこなす。英・国・数がすべて中学レベル。
公務員試験でやってたのよりはるかに簡単な印象。
会社説明会に入る前にSPI試験(質問に○か×かで答えるやつ)もやる。
SPIなんて公務員試験でもあったよー。自衛隊でもやった・・・・。
そして会社説明会へ。
今回の応募職種とその業務内容についての説明。
さすが大手だな、と思った。だって普通の会社ではそこまでやらない。
渡されたパンフレットをもとに今回の募集職種について説明がある。
私が応募していたのは正社員のほう(とパートも募集していた)だった。
正社員のほうはすごく厳しい仕事である、とは終始試験官から伝えられる。
「仕事にやりがいを求めるのであればとても楽しい仕事ですが、
腰掛け程度の気持ちで勤められたのでは到底勤まりません」とのこと。
しかもこのとき初めて知ったのだけど、転勤を伴う勤務という・・・・。
え、函館で働きたいのにな、と思ったけどここまで来たら後には
引けない。やるしかない。


<一次試験合格発表>
私と私のまん前に座っていた20代後半の人が別室に呼ばれる。
呼ばれて「合格なので、早速作文を書いていただきます」といわれた。
作文のテーマは「私の仕事観」
・・・・仕事観。自分が成長できる仕事につきたい、それが私の仕事観。
紙を2枚渡される。むりだ、こんなに書けねぇ・・・・・。
案の定1行書いたところで手がストップ。このあたりから別室に
呼ばれたもう一人の人と交流していた。印象としては
「何かヴィジュアル系が好きそうな人だな」
ただ一番最初の自己紹介のときの滑舌のよさは非常に気になる人であった。
この予想は後に当たり、私に大きくダメージを与えました。


<作文終了〜休憩>
何とか紙一枚を文字で埋めた(でも整合性のないような文章だったと思う)
このとき17時。お腹もすいた、タバコ吸いたい・・・・・。
この後の個別・集団面接を考えると甘えてられない・・・・・・。
そこで試験官より「もう少し時間がかかりますので、軽食でも取ってきては・・・・」
とありがたい提案をいただく。細かいポイントですごくしっかりしている試験官だった。
会社の社風なのか、この人の持ち味なのか。前者であればいいな、と
思いました。お言葉に甘えてもう一人の人と外でご飯にする。


<休憩時間>
もう一人の人と取り止めのない話をしてすごす。
やはり某ヴィジュアルバンドがスキで追っかけをしていた人だそうだ。
前職が接客業ということがあり、物腰は丁寧な人(慇懃無礼な感じもしたけど)。
話せば話すほど頭の回転のいい人だ、というイメージが私に植え付けられる。
この人と話が出来たことが私にとって今日の収穫だったかもしれないな。


<集団面接>
一次試験ほど緊張しないものの、それでも緊張する。
今覚えている聞かれたことは

  • 志望動機(再度自己紹介)
  • 自分の長所・短所
  • 今気になっている国際情勢
  • 自分が経営者だったとしたら、経営者として何が必要か。
  • 自分の尊敬する人
  • 自分が感動して、他人にも紹介したいもの

と、あと何個かあった。思い出せない・・・・。
上の2個以外はずたぼろ。もう一人の人の歯切れのいい回答に自分が情けなくなる。
でもこの人が受かったらあたしは悔しくないし納得するだろうな、とも思う。
そして集団面接が終了。さっきよりもっと詳しく業務説明と、今度は
待遇についても説明がある。

  • 最初の3〜6ヵ月は契約での採用ということ。ただノルマ(?)を

クリアすれば正社員にはなれる。このノルマを落とした人は非常に少ない。

  • (私が応募した職種は)一校を任される経営者と同じであると考えて欲しい。
  • 転勤は六ヶ月〜3年に一回の割合。転勤するとしたら北海道・東北6県・新潟の

いずれかになる。引越手配や住居などは会社が面倒見る。

  • 研修がたくさんある。
  • 研修の結果次第でどこかに飛ばされるので、研修をやってみないと

どこに飛ばされるかはわからない。
ということについて伺った。しかしやはりここでも試験官は
「非常につらい仕事」というのを繰り返して言っていた。覚悟が必要、とも。
逆にそこまでデメリットを言われるとすっきりしていていい。
知らないで「こんなデメリットがあるなんて〜〜!」というより
知っていたほうが仕事がやりやすいだろうな、という印象。
一連の説明を受けたあと個別面接へ。私の方が家が近いという理由で
後回しにされる。個別面接では前職からの2年のブランクについて
聞かれるだろうな・・・・・。


<個別面接>
集団面接から25分待たされる。そのときに一応答えはまとめた・・・つもり。
でもその答えはまったく訳に立たず。なぜなら「カウンセリング」を
受けているような感じでの個別面接だったから。2年のブランクについては
まったく問われなかった。終始なごやかな感じでの面接だった。
ただ集団での自分の見劣りは気になっていたので、落ちるとしたらそれだ。
でも上にも書いたけど、もう一人の人に負けるなら悔いはないな、負け惜しみ
とかじゃなくて。
「合否がどうであれ、明日(今日ね)7〜9時の間に電話しますので、
それまでに色々考えておいてくださいね」
といわれる。
この試験官と話が出来て色々聞けたのもとても自分にとって
プラスになったと思った。
そんなこんなで色々話して本日は終了。終わったのは20時30分近かった。


8時間も拘束されてた。でもとても実りのある試験だったと
自分では思っているよ。結果は今日の夜電話できます。